【ブラワヨ(ジンバブエ)IDN=バサニ・バファナ】
長らく待ち望まれていたアフリカ大陸自由貿易圏(AfCFTA)が1月1日に発効した。規模的には世界で最大の自由貿易地帯となる予定であり、アフリカの貿易新時代が約束されている。
世界銀行によれば、アフリカ全体の自由貿易協定は、大きな改革と貿易促進措置が伴うならば、2035年までに圏内の総収入を4500億ドル増やし、3000万人を極度の貧困から救う可能性がある。自由貿易地帯は、完全に運用がなされるようになると、12億人規模の市場となり、GDPの合計は2.5兆ドルとなる。